2体のプレコ
こんばんは、そんちょです。
今日は会社の鯉水槽の話です。
最近、鯉水槽が濁りに濁り社員有志一同で換水をする事になりました。
この水槽初期から濁っておりましたがもう奥が見えない程濁って臭いも酷く見るにたえない事になってきました。
濁る原因はわかっていましたが、そんちょの水槽では無い為、今までは口を出さずにいました。
まずは濾材が入っていません。
1200の大きな上部フィルターにウールと活性炭しか入っていません。
濾過の要は生物濾過です。アクアリストなら誰もが知っている基本の基です。
さすがの1200タンクと言えどこの生体数、生体の大きさ、給餌量、残り餌、大量の糞はナチュラルなシステムではアンモニアを分解、硝化できる能力はありません。
いかな活性炭と言えどこの濁りをまかなえるものではございません。
低床を分厚く敷き、奥が見えない程の水草を繁させ代謝の低い魚しか飼わない無濾過、無換水のナチュラル水槽です。
なかなかそんな事は出来ませんが事実何年もそれで維持しているからまさにナチュラル、小さな自然界が立ち上がっている証拠でしょうね。
黒髭ゴケが凄いですが、それもシステムのうちでしょう。地球の酸素はコケが創りました。
それはそうと会社の鯉水槽は話が全然違います。バクテリアの棲む場所が大磯砂とウールだけでは間に合いません。バランスがまったくとれていません。
濾層内壁面もヌルヌルが少ないです。バイオフィルムが立ち上がった濾過槽のそれに全然及びません。
濾材が必要なのです。過密生体なら特に強力な強制濾過が必須なのです。
硝化が行われず雑菌が繁殖し腐臭を放ち、水が濁り、せっかくのエアレーションも雑菌に消費されてしまいます。
口を出すのもはばかられる中、実費でこっそり濾材を購入するのもおかしいので今まで一切何もせずにきました。
安い物では無いからです。
ですがよくよく考えてみるとうちには故障したエーハイム2217の濾材が余っていたのです。
ADAのバイオリオとエーハイムサブストラットです。いわゆるいいやつですよね。言えば軽石ですが。
鯉はよく知りませんがpH7以上らしくサンゴ砂や牡蠣殻を使うそうですがそんな物を用意する余裕も無いので、普通にバイオリオで十分です。
というかいいやつですよ。
そして半換水し2週間ほど様子を見る事にします。
またその時結果をアップしたいと思います。
その半換水後、意外な事が起きました。
以前そんちょの家にも水槽を見に来てくれた方がファンシースポットプレコを鯉水槽に入れていたのですが購入前も購入後も土管(モアイ像)から出て来ず1回も全体像を見た事がありませんでした。
いつもモアイから尻尾だけが見えています。
それともう1匹、ファンシースポットと時を同じくして入水したそんちょのバットマンアンジェリカスがいましたがそいつも行方不明でした。
その2匹がなんと…!
出てきました‼︎
水温が下がってビックリしたのか2匹揃って出てきました!
謎ですが皆んなでテンションが上がりました!
いやいや楽しかったですね〜。
今日は思いがけず楽しい日になりました。
さて少し我が家の水族館の近況も報告したいと思います。
900水草水槽。
ロタラがまた水面到達して暗くなってきました。本当早いですね。
ガラスもコケてきたのでトリミング、掃除、換水をしなくては。
グロッソスティグマもソイルを覆い尽くすまであとわずか。気泡をいっぱい放ち大変美しいです。
スネイルがかなり湧いてきました。みるみる増えるのでなんとか駆除したいと思います。
横を向くと
自慢のマリンタンクです。
星型スターポリプ白。
機嫌が少し直りました。
マメスナと星型緑。
トサカーズ。
消灯時のうなだれている感じも可愛い。白はやや不調。
前面がコケてきましたね。掃除しなきゃ。
雪がやんでもまだまだ寒いですね、皆様風邪など召されぬよう。
以上、そんちょでした。